26 June 2014

「虫とけものと家族たち」装画


ジェラルド・ダレル作「虫とけものと家族たち」(中央公論)の装画を担当致しました。
この本は既に絶版になっていたのですが、編集者の方の熱い想いのもと復刊されることになりました。

イギリスの天候に辟易した家族がギリシャのコルフ島に移住するお話で、ダレルの実体験をもとに描かれています。個性豊かな家族のメンバーや、その彼らを取り囲む島の様々な生き物達が、生き生きと描かれている物語です。本当に面白い本で、私は何度も笑ってしまいました。

枠に捕われず、自分たちが思うがままに生活を送るダレル一家。こんな生活きっと現実ではありえない、と思いがちですが、きっと作中に登場するラリーの性格を見習えば、人生考えるよりもやったもん勝ち!という気にもなります。
この本はそんな人生のポテンシャルにも満ちた、人生を豊かにしてくれる一冊だと私は思ってます。

訳は池澤夏樹さん。帯は森見登美彦さん。


25 June 2014

雨の日に


ちょっと前の雨の日に、高根森林公園にピクニックをしに行きました。
途中から雨もやんで、お日様もでてきて結局晴れになりました。


子どもも今回は多くて、自由な雰囲気の中で
ご飯を食べたりフリスビーをしたりしました。
虫もたくさんいましたが、たまに虫と触れ合うのも大事だと思いました。
忘れてた感覚とか、目線とか、そういうのを思い出させてくれる気がしてね。

生きていることを実感する瞬間を大事にしたいものです。


12 June 2014

けんだまイラスト2


またまたけん玉にイラストを描いてみました。
今度のイラストはミュージシャン、関取花さんへのプレゼントでした。

関取さんには一度個展で歌を歌って頂いてから仲良くさせて頂いてます。
彼女の歌、とってもいいんですよ。


いつも耳に可愛いピアスをしているイメージなんでけん玉にも描いてみたよ。


そして花ちゃんといえばビールなんで
こっそりビールも描いておきました。



壁画アゲイン

テンナインコミュニケーションズ様のオフィス壁をまた描かせて頂きました。


以前の壁が終わって、今度の相手はこの壁です!↑



会社の中だというのに、こんなに散らかしちゃって
本当に毎回申し訳ない気持ちになります。

今回の壁では北欧のカフェの内装と、
そのカフェの中から窓越しに見える田園風景を表現します。

「テンナインカフェ」という空想のカフェをここに作り、
そこを小さな打ち合せスペースにしよう、というなんともユニークな企画です。




描いている途中で友達が子どもを連れて遊びに来てくれました。
子どもがくるとオフィスも楽しい雰囲気になります!^^



今回もNICOさんの作品とのコラボレーションです。
今回はほぼ実寸大のお菓子や果物を作ってくれました。
すごい完成度ですよ〜。


カフェの看板を取り付けるNICOさんです。

カフェの看板のデザインは、私が困るといつも助けてくれるデザイナーの宮川さんです。
そのデザインをもとにNICOさんがフェルトで看板を作った訳です。



この時点でほぼ完成!!



今回は木材をたくさん使用して、日曜大工のような真似もさせて貰いました。
途中からイラストというよりDIY職人みたいになってました。


そして仕上がりはこちら。
私が普段から公私混同でお世話になっている
中目黒droleというカフェの店長さんに
わざわざ来て頂いて空想のメニューを書いてもらったんです。


というわけで色んな方々のお力添えのもと壁画が完成しました。

あとはこのスペースにテンナインの方々が北欧から取り寄せた
椅子とテーブルを配置すれば、カフェのできあがりです!